「あとでね」が、犬にとっては長い時間かもしれない。

朝のお散歩をするベティーとレオ 愛犬との暮らし

10歳の愛犬と過ごした夏に、改めて感じたこと

今年の夏も、本当に暑い日が続きました。

梅雨が明けてからは連日30℃を超える日も多く、昼間のアスファルトはとても熱くなります。

犬たちにとって、夏の散歩はいつも以上に気をつかう季節です。

だからこの夏も、私は毎朝4時に起きて、2頭のパピヨンと散歩に出かけていました。

それでも、朝4時の気温が25℃を超えていたり、25℃以下でも湿度が高かったりする日は、我が家では無理をせず散歩をお休みします。

10歳になったシニア犬たちに、無理をさせたくないからです。

でも、散歩へ行けない日が続くたびに、私は考えてしまいました。

この子たちにとって、今日という一日は、どんな一日だったのだろう。

お散歩が大好きなベティー

我が家の先住犬、ベティーは、人が大好き! お散歩が大好き!な女の子です。

「お散歩」のひと言が聞こえた瞬間、それまでくつろいでいたのが嘘みたいに、ものすごい勢いで私のもとへ駆け寄ってきます。

キラキラした目で飛びついてきて、

「お散歩? お散歩? 早く、早くー♪♪」

そんな声が聞こえてきそうなくらい、ぴょんぴょん飛び跳ねて大喜び。

その姿を見るたびに、私までうれしくなってしまいます。

お散歩の言葉に喜ぶベティー
「お散歩行くよー」のひと言に大喜びのベティー

若い頃はぐいぐい前へ引っ張って歩いていたベティーも、10歳になった今では私の歩く速さに合わせて歩いてくれるようになりました。

そんな小さな変化にも、「一緒に歳を重ねているんだな」と感じます。

おうちが大好きなレオ

一方で、下の子のレオは正反対です。

「お散歩行くよー」と声をかけると、さっと隠れてしまい、「行かないもん!」と言っているような表情を見せます。

それでも、シニア期に入った今は、無理のない範囲で体を動かす時間も大切にしたいと思っているので、抱っこして外へ連れて行きます。

でも、不思議なことに「お家に帰るよー」と声をかけると、一目散に家へ向かって歩き始めます。

そんな正反対の2頭を見ていると、思わず笑ってしまう毎日です。

おもちゃと一緒にくつろぐレオ
おもちゃと一緒に、おうち時間を楽しむレオ

犬にとっての「時間」を考えるようになりました

散歩をお休みする日は、家の中でボール遊びをしたり、おもちゃで引っ張りっこをしたりして、できるだけ退屈しないように工夫しています。

それでも、私は時々考えてしまいます。

人間にとっては、たった1日。

たった1週間。

たった1か月。

犬たちは、私たちよりずっと早く歳を重ねていきます。

だから、「あとでね」と何気なく言ってしまう時間も、この子たちにとっては、とても大切な時間なのかもしれません。

もちろん、仕事もあります。

家事もあります。

思うように時間が取れない日もあります。

毎日ずっと犬たちのためだけに時間を使うことはできません。

それでも、「今しかない時間」を大切にしたい。

そんな気持ちが、ベティーとレオが歳を重ねるごとに強くなりました。

この子たちとの「今」を大切にしたい

ベティーとレオも10歳になりました。

これから先、一緒にいられる時間がどのくらいあるのかは分かりません。

だからこそ、「また今度」「あとでね」と先延ばしにするのではなく、今できることを大切にしたいと思っています。

たくさん遊ぶこと。

ゆっくり散歩すること。

そばに座って、ただ一緒に過ごすこと。

特別なことではなくても、そんな何気ない毎日が、きっとあとから振り返れば大切な時間になるのだと思います。

このブログでは、ベティーとレオとの暮らしを通して、シニア犬との毎日や犬にかかるお金、50代からの暮らしについて少しずつ綴っていきます。

この記事を読んでくださった方が、

「今日はいつもより少し長く、うちの子と一緒にいようかな」

そう思ってくださったら、とてもうれしいです。

犬とわたしの、これからが、やさしい毎日でありますように。